【テンプレートあり】採用ピッチ資料に必要なデザインとは?

採用ピッチ資料に必要なデザインとは?

資料作成会社として今まで多くの採用ピッチ資料の作成に携わってきた弊社が、採用ピッチ資料におけるデザインの重要性うあ最適な資料構成や作り方を解説!

目次

01.「採用ピッチ資料の役割」

採用ピッチ資料とは、企業説明会や採用イベントで求職者に対して自社の魅力を伝えるための資料です。
会社概要や事業内容、働く環境をわかりやすく整理し、求職者が「この会社で働きたい!」と思えるような資料が求められます。

応募率の向上

求職者にとって、企業のことを知れる限られた機会の一つが採用説明会。
そこで、自社の仕事内容、強み、カルチャーなどの魅力を伝えることで、求職者が「この会社で働きたい!」と感じてもらい、応募率を向上させることが目的です。

入社後ミスマッチの減少

自社の仕事内容やカルチャーを齟齬なく求職者に伝えることで、入社後に「思ってた会社/仕事と違う」というギャップを防ぐことができます。昨今では、新卒の3年後離職率は依然として高くなっており、その離職理由として最も多いのが、業務内容とのミスマッチとなっております。

02.「応募率を向上させるためには」

採用ピッチ資料の目的である「応募率の向上」。
その応募率をあげるために必要な要素を解説します。

採用ブランディングの強化

企業の文化や価値観を明確に伝え、信頼感を与えることで、求職者にとって魅力的な企業に映ります。強いブランドイメージを持つことが、優秀な人材を引き寄せます。

採用ブランディングの取組み状況

採用ブランディングの取組み状況

上記は採用ブランディングにおける取組実務調査データになります。
「現在採用ブランディングに取り組んでますか?」というアンケートに関しては、大企業が57.5%が「はい」と回答。(中堅企業は38.4%)
その中でも採用ブランディングのために行っている施策の第二位に「パンフレット/会社説明資料」となっております。
つまり、近年では、大手企業を中心に採用ブランディングの強化に努めており、その中でも会社説明資料(採用ピッチ資料)の重要度は高いと考えております。

※参照元:株式会社PR Table/採用ブランディングにおける取組実務調査/(n=428)

応募者の関心を引き印象に残す

視覚的に魅力的なデザインやユニークな企業特徴を際立たせることで、応募者に強い印象を与え、記憶に残ります。これにより、他社と差別化できます。

求職者の理解度向上

企業のポジションや成長機会を具体的に伝えることで、応募者が自分のキャリアに対して確信を持ち、応募意欲が高まります。

03.「入社後ミスマッチを引き起こす要因」

入社ミスマッチの実態

入社ミスマッチの実態。新卒の3年後離職率は34.9%。主な離職理由はミスマッチ。

新卒の3年後離職率は令和3年3月卒業対象者で、34.9%と高い状況。
その中でも退職理由で最も多いのが、「自身の希望と業務内容のミスマッチ」
入社後のミスマッチを防ぐことが採用活動には求められます。

※参照元:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業生)

早期離職の損失

社員1名が入社3ヶ月で離職した場合の損失概算はなんと187.5万円/人
やはり、早期離職は企業にとってのダメージが大きく、コスト面からも早期離職を防ぐことが採用活動で求められる。

※参照元:エン転職「早期離職のコスト損失はどれくらい? 費用項目と金額の目安を解説」

入社後ミスマッチを起こす要因と対策

入社後ミスマッチを起こす要因は、主に下記の3つが影響として大きいと考えてます。
それに対する対応策は、特に採用担当者は意識してほしいと思います。

求職者に意図した内容が伝わらない

求職者が企業の文化や業務内容を正しく理解できていないと、入社後にミスマッチが生じます。
対策としては、認識の齟齬が起きないように、“第三者視点”で伝わるデザインと構成が必要と考えます。

実態と事前説明のギャップ

事前に伝えた内容と実際の業務や環境に差があると、期待外れと感じ、ミスマッチが起こりやすくなります。
対策としては、ポジティブな情報だけでなく、リアルな実態の共有をすることが重要だと考えます。

求職者の疑問点が解消できていない

求職者の不安や疑問が解消されていないと、入社後にギャップが大きくなり、離職の原因になります。
対策としては、第三者の視点に立ち、求職者が求める情報を正確に把握することが大切です。

04.「採用ピッチ資料に必要なデザインとは?」

デザインが求職者に与える影響

企業の魅力を最大限に伝えるための強力なツールであり、応募者の関心を引き、最終的に良い人材を惹きつける重要な役割を担っています。
特に若手求職者は、SNSやWebで多くの洗練されたコンテンツに触れているため、デザインが洗練されている企業は「かっこいい」「先進的」といった好印象を持たれやすくなります。逆にデザイン性が欠如していると、会社への不信感へ繋がってしまいます。そのくらい企業ブランディングは重要です。「資料なんて伝わればいいや」程度でデザインを意識しないで作成することは非常に危険ですので、気を付けてください。

デザインが企業の第一印象が決まる

採用ピッチ資料は、応募者が最初に触れる企業の「顔」のようなものです。デザインが洗練されていると、企業のプロフェッショナリズムやカルチャーの質の高さを示すことができます。逆にデザインが粗雑だと、企業のイメージにも悪影響を及ぼす可能性があります。

応募者の関心を引き、印象に残る

応募者は多くの採用資料に触れる中で、目立つ存在となるデザインは記憶に残ります。洗練されたデザインは視覚的に魅力的で、感情的な反応を引き起こすことができるため、企業の印象を長く持続させる効果があります。強い第一印象を与え、後で企業を思い出しやすくするため、質の高いデザインは極めて重要です。

情報の理解促進

デザインは、情報をわかりやすく整理し、視覚的に伝える力があります。特に複雑な内容やデータを扱う場合、良いデザインは情報を簡潔に伝える助けとなり、応募者にとって内容がより理解しやすくなります。読みやすさや視覚的な階層がきちんと整理されていれば、応募者が必要な情報をすぐに見つけられます。

デザインの重要なポイント

採用ピッチ資料に意識してほしいデザインのポイントはたくさんありますが、その中でも「これだけは絶対に守ってほしい3点」のみお伝えします。

統一感のあるカラー・フォントを使用

企業のブランドカラーを取り入れ、統一感を持たせることで、視覚的な印象が強くなる。カラーは過剰にならないように、メインカラー 25%、アクセントカラー 5%、背景カラー 70%がデザインの世界では推奨とされているので、意識して作成しましょう。
また、読みやすいフォントを選び、フォントのサイズやスタイルに統一感を持たせます。企業のブランドイメージに合ったものを選ぶことが大切です。

視覚的に伝わるデザイン

視覚的に伝わるデザインとは、パっとみただけで伝えたいことを瞬時に理解できるデザインのことです。一瞬でメッセージを理解をして、補足情報を話し手から聴覚で理解することができ、理解力が格段にあがります。
複雑すぎず、シンプルなレイアウトにすることで、情報が整理されて理解力の向上に繋がります。不要な装飾や過剰な要素は極力避けましょう。
また、適切な余白を使って、資料が窮屈に見えないようにし、重要な情報が目立つようにします。

写真やグラフィック、アニメーションの活用

文字だけでなく、社内の雰囲気が伝わる写真や、図・アイコンを活用し、直感的に内容を理解できるようにする。特に複雑な情報やプロセスを説明する際には効果的です。
また、アニメーションやインフォグラフィックを使うと、動的な印象を与えることができます。

05.「採用ピッチ資料の基本構成」

採用ピッチ資料を作成する際は、求職者が「この会社で働きたい!」と思えるような流れを意識することが重要です。求職者がどんな情報を求めているかを考え、どのような順番で説明するのが、最も伝わりやすいかを考えましょう。この資料構成は資料を使う場所、業界、仕事内容によって変わりますが、下記がオーソドックスな構成となります。こちらの基本構成をもとに、企業独自でアレンジを加えていきましょう。

採用ピッチ資料の基本構成を解説

基本構成

具体的にどのようなスライドにすればいいかイメージがつかない方は、こちら「採用ピッチ資料テンプレート」をご確認ください。

  1. 当社の基本情報
    ① 「会社概要」
    ② 「沿革」
    ③ 「MVV(ミッション/ビジョン/バリュー)」
    ④ 「サービス概要」
    ⑤ 「実績」
  1. 職種と仕事内容
    ⑥ 「組織図」
    ⑦ 「職種一覧」
    ⑧ 「職種ごとの仕事内容」
  1. 働き方と社内制度
    ⑨ 「当社の文化(カルチャー)」
    ⑩ 「当社で働く魅力」
    ⑪ 「社内制度/福利厚生」
    ⑫ 「データで見る働き方」
    ⑬ 「社内の様子(写真)」
  1. 選考情報
    ⑭ 「募集要項」
    ⑮ 「理想の人物像」
    ⑯ 「選考フロー」
    ⑰ 「エンディング」

推奨する追加項目

「今後のサービス展開」、「創業者の想い」、「当社の課題と改善方針」、「社員の1日のスケジュール」、給与テーブル」、「研修カリキュラム」、「評価制度」、「よくある質問」

06.「デザインに自信がない方におすすめの2つの方法」

① テンプレートの活用

資料作成代行サービスを使うほど予算は使えないが、ハイクオリティな資料を短時間で作成されたい方におすすめです。

テンプレート活用のメリット

・圧倒的な作成時間の短縮
弊社のような資料作成会社でも1から作成すると、1スライドあたり1時間ほどかかります。しかし、元から伝わりやすいようにデザインされているテンプレートを活用すると一瞬で作成できます。

ハイクオリティなスライドの作成が可能
作成者にもよりますが、テンプレートはパワポのプロが作成するケースが多く、ハイクオリティなデザインとなっております。そのテンプレートを活用することによって、そのハイクオリティなデザインで作成できます。

テンプレートを使って作業時間を短縮

テンプレートなら「M-agency」がおすすめ!

・パワポ作成会社が「ビジネス×実用性」を突き詰めたテンプレート​
弊社は日々、様々なクライアント様のパワーポイントを作成しております。
そこで高評価をいただいた資料から厳選し、テンプレート化。つまり、ビジネスの世界でも実用的に使えるテンプレートと考えております。

・プロが考えた採用ピッチ資料の構成
弊社のテンプレートは、普段資料作成会社として多くの採用ピッチ資料を作成したノウハウを活かし、伝わる構成かつ必須項目を取り入れたテンプレートとなっております。

テンプレートのナカミ

  • 表紙

資料作成会社が構成から考えた採用ピッチ資料のテンプレート集を1,500円で販売中!
※下記リンクからカード情報を入力し、お支払いが完了したらテンプレートをダウンロードできます。

② 資料作成代行サービスでプロに依頼

「採用活動に集中したい」「テンプレートよりもクオリティを上げたい」という方には、資料作成代行サービスでプロに依頼するのがおすすめです。

資料作成代行サービスのメリット

・自社に合ったオリジナル資料を作成できる

・採用戦略に基づいた最適な構成を提案してもらえる

・デザインの専門知識がなくても、デザイン性に優れた資料が手に入る

資料作成代行サービスを活用するなら「M-agency」がおすすめ!

資料作成ならM-agency。クオリティ保証型+修正回数無制限

・クオリティ保証型
実際にご依頼いただいた際の想定デザインを完全無料で作成。そのデザインを確認したうえで契約を結ぶことが可能。

・修正回数無制限
初稿から10営業日以内はお客様のご要望に合わせ、何度でも修正対応。

・構成案を無料でご提案
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07.「まとめ」

採用ピッチ資料は、企業の魅力を伝え、求職者の応募意欲を高めるために重要なツールです。魅力的なデザインと、正しく分かりやすい情報を提供することで、企業ブランディングを強化し、応募者とのミスマッチを防ぐことができます。
特に、「この会社かっこいいな」と思わせるビジュアルと、「働くイメージが湧く」正確な情報を両立させることが採用成功の鍵です。
しかし、そのような採用ピッチ資料を1から作ることは大変です。そこで、テンプレートを活用することで、効率よくプロレベルの資料を作成できます。また、プロに依頼することで、企業に最適化されたオリジナル資料を作成することも可能です。

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この記事を書いた人

大学卒業後、新卒で大手総合食品メーカーに就職し、営業/マーケティングにを経験。その後、デジタルマーケティング会社に転職し、デジタル広告の運用/営業を経験。そこで仕事上、PowerPointでの資料作成を週100枚ほど行っている中で、「この資料作成の面白さを広めたい」という思いが強くなり、資料作成会社「M-agency」に参画。現在は、月数十社ほどのクライアント様の資料を企画構成~作成まで一貫して担当。

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